皆さん普段海外旅行されるときってどうされますか?
大半の方はツアー会社を利用するのではないでしょうか?
その際、航空会社が3大アライアンスのどこに所属しているか意識したことはありますか?
特にリーズナブルな海外の航空会社を利用するツアーが多いですが、その航空会社がワンワールドに加盟しているのならJALに、スターアライアンスに加盟しているのならANAにマイルをつけることができます。
ではもう一つのスカイチームに所属している場合はどうすればいいでしょう。
私はデルタのマイルに付けることをお勧めします。
そんなデルタのスカイマイルプログラムについて詳しく記載したいと思います。
目次
3大アライアンスとは?
航空会社が運航面やサービス面など多方面で、世界的規模で協力関係を結んでいる連合体を航空業界ではアライアンスと呼びます、主なアライアンスは3つ。
- STAR ALLIANCE(スターアライアンス)
- ANA・ユナイテッド航空・ルフトハンザ ドイツ航空・シンガポール航空など26社が所属。
- oneworld (ワンワールド)
- JAL・アメリカン航空・ブリティッシュエアウェイズ・キャセイパシフィック航空・カンタス航空など13社が所属。
- SkyTeam(スカイチーム)
- デルタ航空・エールフランス・大韓航空など19社が所属。
※いずれも2019年11月現在の加盟数
同じアライアンスだと、フライト時に使った航空会社と別の航空会社にマイルを貯めることができます(独自提携により例外的に貯まる場合もあります)。
日本在住でしたら国内線も充実しているANAかJALにマイルを貯めることになるかと思いますが、スカイチームに所属している日本の航空会社はありません。
そのためスカイチーム関連のマイルを貯めるのは国内だけ乗っている人はそこまでご縁が無いのですが、海外旅行によく行く人は少なからずお世話になるアライアンスではあります。
デルタのスカイマイルのメリット
マイルって大半はほったらかしにすると期限が来て消えてしまいますよね。
ANAもJALもダイヤ相当のステータスを取得しない限り有効期限が3年と定められてます。
しかし、デルタ航空のスカイマイルはもともと有効期限が無いのです!
無いが故に多めに貯めないと交換できないというのもありますが…
とはいえ、日本に就航していなくてマイルを貯める手段が限られているからこそ、有効期限を気にせず気長に貯めることができるというのはメリット大です。
自社利用でなくても、日本の国内線利用で500マイル
そんなデルタは、実は国内線をよく使う人やステータス修行と相性ばっちりな
キャンペーンを実施しているのです♪
(もちろんたまに乗る人でもお得なキャンペーンですよ!)
自社やスカイチームでなくても、日本国内線のフライトを利用するごとに、1区間につき500マイルを付与してくれるという太っ腹なキャンペーンです!
加算対象は、日本国内のフライトであれば何でもOKで、期間は2020年3月まで。
フライトは申請日から2か月以内のものが対象です。
JALやANAなどの自社マイルと、デルタでマイルを2重取りできますから驚き!
もちろん、LCCでも大丈夫ですよ。
ただし、先日の記事で紹介したような、名前の無い搭乗券はNGになることもあるようです。
逆に特典航空券は加算対象になります。
↑のブログで紹介したJALの名前なしの搭乗券(10月20日分)、なんと加算されました!
他の名前有の航空券と一緒に申請したからかもしれません…(笑)
もしフライト数足りなくてダメもとで申請する方はほかのフライトと一緒に申請してみましょう。
期間中に加算できる区間数は上限がありまして、
一般会員は最大5000マイル(10フライト分)
メダリオン会員(ステータス保有者)は最大20000マイル(40フライト分)
積算が可能です。
ちなみにこのキャンペーンは毎年度行われています。
4月以降も実施される可能性は高いので、今後も要チェックですね。
ニッポン500マイル キャンペーン申請手順
ANAやJALのキャンペーンのように事前登録申請は不要です。
フォーマットと搭乗証明のできるものをデルタに送ればOK。
申請は以前は郵送かFAXのみでしたが、メールで申請できるようになりました。
スカイマイル入会登録
キャンペーンの前に、当たり前ですが…デルタのスカイマイルの会員にならないとマイル登録はできません。
登録は全部英語で行いましょう。
他のフォーマットにも共通することなのですが、日本語可能と書いてあっても何故か文字化けしたり、デルタ側に正しく情報が伝わらないことがあるので…
基本部分の書き方は以下の通り。
キャンペーンのフォーマットに必要事項を記載
まずはPDFをダウンロードして印刷しましょう↓
ニッポン500マイルキャンペーン 申請用フォーマット
必要事項を記載します。
難しいものはありませんが、日付部分は 月 / 日 / 年 の順番ですから、書き間違えないように注意しましょう。
搭乗が確認できるものを添付
書類に必要事項を記入したら、該当する便の搭乗券を添付しましょう。
ANAのSkipサービスやJALのタッチ&ゴーの人は搭乗券を持っていない場合もあります。
その場合は保安検査場でもらえる搭乗証明書でもOKです。
メールに添付して送信
メールアドレス:Japan500@delta.com
件名:ニッポン500マイルキャンペーン加算申請
メールを立ち上げる
本文は無くても手続きはきちんとしてくれます。
加算までに一週間くらいかかります。
1か月たっても加算されない場合は問い合わせるか、再送信した方がいいかもしれません。
(名前が無いなど加算対象外かどうかのチェックは忘れずに!)
スカイチームに所属する提携会社の搭乗履歴を登録してマイルを獲得
スカイチームの航空会社ってリーズナブルな航空会社が多いイメージです。
アリタリア航空、大韓航空、ベトナム航空、チャイナエアライン等々。
HISなどの旅行会社の安めのパッケージツアーで出てくる頻度も高いです。
でもJALやANAに付けられないからといって捨てるのはもったいないですよね。
スカイチームの航空会社を利用した時は、デルタのスカイマイルに加算するのがおすすめ。
スカイマイル加算 事後申請の手順
カウンターでデルタに付けてほしいといい忘れた場合は事後登録が必要になります。
ログインして会員ページの「マイ スカイマイル」から登録しましょう。
提携会社を選択。
このページは基本的に自動入力なので、次へ。
フライトの日付と航空会社を選択し、便名、航空券番号13ケタを入力してきます。
添付ファイルにはe-ticketをアップしました。
文字化けした(笑)まぁこういうのは英語の方がいいですね。
フライトの積算までは数か月かかります。3か月程度待っても音沙汰が無い場合は問い合わせしてみましょう。
JALやANAなどでステータスを持っているならステータスマッチも可能
他社のステータスを持っている場合、ステータスマッチをすることも可能です。
デルタの場合は3か月間お試しとしてメダリオンの資格を付与してくれます。
ステータスマッチとはライバル企業から優良顧客を引き抜く作戦
ステータスマッチの本来の目的は、優良顧客の引き抜きです。
ある一定のステータスを保持しているお客様に対して、自社のステータスを条件付きで無償で付与して良さを体感してもらい、乗り替わってもらうことを狙いとしています。
申請したら無条件になれるわけではなく、自分たちの良いお客様になりそうかどうか吟味をします。
ステータスマッチはタイミングを見計らって行いましょう
とはいえ、ステータスマッチは会員につき1回というのが普通なのでタイミングを見計らって申請する必要があります。
ステータスカードのコピーと英語の搭乗実績を添付した方がベターです。
(ANAは搭乗実績のみ抽出することはできなさそうなので、不要かもですが念のため)
他の航空会社でステータスマッチのみで取得した仮ステータスをもとにデルタに申請すると、実績を出せと言われて玉砕するようなので…正真正銘ステータス保有者だと証明するためです(笑)
添付資料に不備がある場合は、英語のメールで連絡が来ます。
英語の実績の出し方
JALで説明しますが、ANAも言語切り替え部分までは似たような操作になります。
上部に言語設定のところがあるのでクリックすると英語が選べます。
日本語を英訳した親切な構造になので、日本語のページと見比べながらだとスムーズです。
ちなみに航空券を安くする裏技(?)海外発券で国を切り替えるときも同様に切り替えます。
あとは普通にログインしましょう。
「More infomation」をクリックし、さらに生涯フライトのページへ。
中盤に期間指定ができる検索窓があるので、ステータスを取得した年のログを抽出します。
デルタのマイルの交換について
デルタのマイルはたくさん貯まらないと特典航空券と交換できないとよく言われます…
「デルタペソ」なんて揶揄されることも(笑)。
試しに成田とホノルルの往復航空券を検索。
56,000マイル+6,000円程度、こちらの最安値はアメリカ本土のシアトル経由。
直行便だとデルタは86,000マイル、リーズナブルな大韓航空に片道を変えると77,000マイルとなりました。
スカイチームでも飛ぶ人の場合は貯まるかもしれませんが、国内だけだとちょっときついかもしれません。ご家族や友人などで合算すれば不可能でもないかもしれませんが。。。
私も現時点で10000マイルにちょっと届かない程度しかもっていないです。。。
ちなみにマイルと有償で同じ日程で比較してみると1マイルの価値は1.1円ほどであるのがわかります。※ビジネスクラスはおそらく割引価格
これなら小額で1マイル1円の価値があるものに交換するのも手かもですよね…
JTBの旅行券(国内旅行用)にも交換可能 10000マイルから
…実はあるんです(笑)それは JTBの旅行券 です。
10000マイルを1万円分に交換できます。
デルタのクレジットカード保有者もしくはメダリオン会員のみの特典となります。
こちらのクーポン券、「エースJTB」および国内の募集型企画旅行に利用できます。
※「旅物語」は対象外
窓口で使うタイプなので、対象かどうかわからなければ聞いてしまいましょう。
以前はwebでも申し込み可能でしたが、電話で受け付けているようです。
【受付窓口】
0570-077733
050-3850-8388(IPフォン、PHS、海外から) 営業時間:9:00-20:00
10000マイルなら私ももう少しなので、手が届きそうです!
もっと小額ならデルタのギフトカードも範疇、贈答も可
JALでいう eJALポイント、ANAでいう スカイコイン のように、デルタもマイルから交換できるギフトカードがあります。
1マイル1円を若干割りますが、まぁまぁですね(笑)。
こちらはステータスやクレカ保有の有無による制限はなく、だれでも交換可能です。
デルタの発行するアメックスのクレカは所有するだけで1年間メダリオン獲得
ANAやJALはある程度飛行機に乗って、一定のステータスに到達すると、SFCやJGCなどと略される上級会員同等の権利を保持し続けられることができる会員になることができます。
しかし、デルタのアメックスシリーズの場合は、入会するだけで搭乗することなくメダリオンを獲得できるクレジットカードが存在します。
年会費は、ゴールドカードの場合26000円(税抜)、通常カードは12000円(税抜)
初年度は年会費無料です。
ゴールドカードは最初の1年間はゴールドメダリオン(2年目以降は利用額に応じたステータス)
通常カードは最初の1年間シルバーメダリオン(2年目以降は利用額に応じたステータス)
が搭乗実績が無くともデフォルトで付与されます。
デルタのマイルを貯めたい人、審査に不安がある人は紹介を利用
デルタのマイルを貯めたい人は、保有者から紹介してもらうのが一番です。
現行で行われているキャンペーンとは別でボーナスマイルがもらえます。
また、アメックスの審査は紹介の方が通りやすいとの噂…(噂はあくまでも噂です)。
私はアメックスはSPGに集約しているので持っていませんので、紹介をご検討されている方はぜひほかの方のブログをのぞいてみてください。
デルタ以外のマイルや現金・ポイントを貯めたい人はポイントサイト経由
私は発券するならこっちです(笑)
デルタアメックスは、ハピタス・モッピー・ポイントタウン 3つのメジャーなポイントサイトでゴールドカードは2000円分、通常カードは1000円分のポイント還元を行っています。
(2019年11月17日現在)
※まだ未登録の方はリンクから登録すると紹介ポイントがもらえますので是非。
デルタアメックスでなくてもJCBもおすすめ
ステータスは維持をするのにそれなりに労力がかかりますが、先ほどご紹介したJTB旅行券狙いでとりあえずデルタのカードを持ちたいという方ならJCB勢が優秀です。
JCBテイクオフカードなら初年度無料、2年以降も1500円でデルタ勢最安値
デルタのJCBカードののラインナップは、
テイクオフ(年会費1500円)・一般(年会費10000円)・ゴールド(年会費18000円)※各々税抜
の3タイプがあります。
アメックスのようにステータスの付与はありません。
継続ボーナスはゴールドカードのみ、2000マイルです。
デルタJCBのその他の詳細・キャンペーンはこちら
ポイントサイト経由なら年会費以上ポイントバック
テイクオフを初め、デルタJCBを作るのであれば、こちらも必ずポイントサイトを経由しましょう。
本件に関しておすすめのサイトは ライフメディア です。
なんと、デルタアメックスゴールドと同額の2000円分のポイント還元になっています。
※家電量販のノジマのポイントに変える場合は1.5倍の3000円分
もともと富士通系列のポイントサイト(現在はニフティ系列)でちょいちょい100%以上の還元がなされており、家電量販のノジマポイントなら1.5倍になるという穴場なポイントサイトといえるでしょう。
↓登録で 500円分(初期100P+初回ポイント交換時400P)もらえます↓
まとめ
国内線を使ったら必ずデルタのキャンペーンも忘れずに申請しましょう!
500マイルも塵も積もれば山となります!