女性一人で完全なる修行、クアラルンプール週末弾丸旅行を実行してまいりました!
スケジュールはなんと、7月20日(金)11時出発~22日(月) 7時到着
金曜日1日だけお休みをいただきましたが、月曜日は帰国後そのまま出社。
かなり強硬なスケジュールです(笑)
マリオット ステータス:プラチナメンバー(現プラチナプレミアエリート)
JAL ステータス:JGC サファイア
実はJGCは取得終わっていたのですが、中途半端に累計FOPが突き抜けてしまったのと、クアラルンプール行きの航空券のセールがあったのと、8月にヨーロッパに行く予定もあったので、これは次のレベルのJGPも狙えるかもと思いこちらの修行も兼ねておりました。
マレーシアのクアラルンプール、今年3回目の再訪問です。
ホテルはザ マジェスティック ホテル クアラルンプール
、由緒ある英国式のホテルです。ベストレート申請が通り、かなり安値で宿泊させていただきました。
こちらの旅行は、準備段階でいろいろと工夫しました。
目次
今回の修行内容
始まりはセール情報が飛び込んできたこと
ことの始まりは、5月末からセールが始まったことでした。
今年は、年明けにシンガポール、海外発券でクアラルンプールを2往復、3月にカタール航空でウィーンに行った時点で、JGCの解脱は確定でした。
…が、その後、GWにカンタス航空でオーストラリアに行くことが確定して突き抜けることに。
なんならその上のJGP(JALGLOBALプレミア)まで折角なので積み上げてみようかなと思っていたところ、今回のスペシャル運賃のセールが始まったのでした。
内容としては、クアラルンプール行きのビジネスクラスのセールの場合、
燃サ込み約13万円、往復13318FOP(125%・単価9.7円)
という内容になります。
ただ、セールが出てからも何やかんやで忙しくて、予約になかなか動けませんでした。
航空券の予約
公式フライトの予約しようと…
やっと重い腰を上げて、公式サイトで予約しようと思ったら、だいたい良い日程は埋まってしまっておりました。
本来ならこの価格だったのですが…
金曜休みだけで行ける行きたい日程では残念ながら最安値のチケットは売り切れで、費用がかなり上がる計算でした。
ダメ元でスカイスキャナーで検索、Go to gate で予約
ということで、スカイスキャナー
で確認してみます。
するとGo to gate という怪しい(笑)サイトが一番安いと表示されました。
こういう時は海外のトラベルエージェントに在庫があったりします。
で、同じチケットが…12万5千円以下にw
FOP単価は公式より下がり9.4円となります。
初めてですが、予約をしてみることに。
オプションは他のブログを拝見する限りだと頼りにならない感がすごいので、
ライト版を選択、再三オプションを勧められるHPの作りになってておりますが、
一切付けませんでした。
何かあれば自分で航空会社に交渉するのが確実です。
支払はVisaかmasterのどちらかでした。
手数料が入る時もあるようですが、私の時はありませんでした。
当たり前ですが、住所欄は英語で記入。
支払が完了したら支払完了画面に、そして数分から数時間後に
e-チケットの予約番号も記載された旅行文書が発行できるようになります。
予約完了してしばらくしたら公式サイトで再確認
念には念を。
完了画面の上部及び下部に「予約番号」という英語もしくは数字も混じった
6桁の文字が出ます。
これは、航空会社のHPでも確認できる番号になります。
JALの公式サイトで予約番号で確認する場合は、1回ログアウトする必要があります。
ログアウトを押して、ログイン欄の「×」を押します。
「国際線ご予約・購入済みのお客さま」にカーソルを合わせるとメニューが現れます。
予約確認を押して、予約番号での検索を試してみます。
ここに
- 便名
- 搭乗日
- 姓名
- 予約完了画面で表示されていた6桁英数字
入力してみて、予約が通っているか確認しましょう。
ちゃんと予約が通っていれば、航空券の内容など詳細が表示されます。
そのままマイレージクラブのお客様番号とも紐づけができますので、
今後の管理を楽にするためにも紐づけしておきましょう。
ちなみに先ほどのgo to gateの予約完了画面の下部に申し込み番号というのもあります。
これはGo to gate側の確認用番号になります。
安いのはそれなりに代償もあることが
安いからって何でも海外サイトで手配すればいいというものではありません。
海外サイトの大半は、予約が通っていない場合は、大概海外のコールセンターに連絡するしかありません。
連絡先が日本人であっても、会社の方針上あまり親身でないこともありますし。
あとは、見えないところにも影響が出る場合も。
例えば、当日のアップグレードやインボラのアップグレードは航空会社によって
エージェントのチケットでは受け付けてくれないこともあります。
手配は自己責任で行いましょう。
ホテルの手配
今回は、プラチナになっているマリオットを使おうかなと思っておりました。
※ステータスの効力が発揮できるのは公式サイトから予約したときのみです。
そして、他の方の滞在日記を見て、是非滞在したいと思っていたのが、
ザ マジェスティック ホテル クアラルンプール(The Majestic Hotel Kuala Lumpur)
公式サイトより
由緒ある英国式ホテルです。
此方のホテルはマリオットと名前が付いていませんが、マリオットホテルズが厳選する高級ホテルのコレクション、オートグラフコレクション(Autograph Collection)のうちの一つです。
このコレクションには上質な居住性はもとより、大胆な個性や独自の発想を誇る、世界各地の独立系ホテルが加盟しており、日本のホテルはザ・プリンスさくらタワー東京が入っています。
ベストレート申請でお得に予約
マレーシアは、実はホテルの宿泊代が他国と比べてとても安い国です。
ヒルトングループやマリオット・SPGグループをはじめ、著名な外資ホテルチェーンの最高級ブランドのホテルであっても安いという…。
此方のホテルも、例外ではありません。
実際にこちらを予約したときは、デラックスルーム(こちらのホテルは基本的にすべての部屋がデラックス以上)をキャンペーン価格で2泊735MYR(20,000円弱)で
予約できました。
でも、それだけでは終わりません。
ちょっとしたゲーム感覚で、もっと安い価格を外部サイトで見つけるとベストレート申請なるものができます。
マリオットリワードでステータスを持っている場合は、より安い金額でアップグレードも狙えます。
マリオットリワードについては統合についても含めこちらで解説しています。
此方のホテルに限りませんが、各ホテルの公式サイトでは、最低価格保証というものをしており、他社で安い金額を見つけるとそれに合わせて予約価格を変えてくれるというサービスになります。
ただし、他社サイト独自のキャンペーンや割引に関しては考慮されません。
また、部屋やキャンセルポリシー、オプション(朝食の有無等)などが一致した
プランでないと申請は通りません。
マリオットの場合は、ベストレート申請が通ると、ポイントのキャッシュバックか、
他社の安い金額から更に25%オフしてくれます!
(ポイントのキャッシュバックはリワード会員のみ)
今回はBooking.comが安い金額になっていました。
ベストレート申請の仕方3ステップ
ベストレート申請は3ステップ
- 条件を満たした比較対象料金を見つける
- 必要事項をすべて記入したリクエストフォームを作成する
- マリオットの予約ルートからの予約後24時間以内、かつ当該マリオットホテルの通常のチェックイン時刻の24時間前までに送る。
という手順を踏みます。
申請は同じ予約番号に関しては1回までとなります。
(申請が通らなければ予約を取り直す)
3番の24時間以内に申請というのがカギとなりますので、予約する前に該当日程で安いプランが無いのか、つまり①番を見つけておくのが申請のコツになります。
1番の安いプランを見つけられるかどうかがキーポイントになりますので、対象料金のプランはホテルの複数の比較サイトで見つけます。
私がいつも使っているのは、
トラベルコ以外は外資サイトになりますが、日本語にも対応しています。
それぞれのサイトで引っかかってくるプランが微妙に違うことがあるので、
全て見たほうが良いと思います。
ただし、トラベルコに関しては少し注意が必要で、日本語のみのサイトは受け付けない傾向があります。
なので、言語を選べるサイトで日本の予約サイトにて該当プラン発見した場合は、英語のサイトに飛んでそこから改めてチェックをするようにした方が良いでしょう。
最安値を見つけても、予約内容が違っている場合は申請できないので、表示されたホテル予約サイトに飛んで内容を確認する必要があります。
更に、各ホテルの予約サイトでは、大抵料金の通貨を変更することができます。
今回はMYR(マレーシアリンギット)に合わせて本当に安いのかをチェックしました。
見つかったらラッキー!
マリオット公式サイトで予約後、こちらのフォームに見つけた他社サイトのURLをコピーして必要事項を英語で記入の上、送信します。
24時間以内に返答が来るので待ちます。
担当者が1つ1つリクエストをチェックしているので、たいていは数時間かかります。
ベストレート申請時のちょっとしたコツ
補足事項があれば、コメント欄に英語で記入しておきますが、実はきちんと記入しておくと、担当者によりますが考慮してもらえるケースもあります。
今回の場合、実はBooking.com独自で会員登録し、ログインすると更に表示価格が更に安くなったので、コメント欄を活用しました。
申請欄の料金はログアウト時の625MYRを記入し、コメント欄に、上記はログアウト時のものであり、ログイン時は更に616MYRと表示されると補足しておきました。
すると…
本来であれば、ログアウトした一般表示料金を採用するはずなのですが、今回の担当者はログイン時の料金を採用してくださいました!
1泊あたり、税抜231MYRにしてくださるとのこと♪
返答をもらってから、しばらくすると価格変更のメールが。
税込508MYRに。かなり安くなりましたね!
英語が苦手でもあきらめない心が大事!
コメント欄を英語で…そんなの無理!と思った方。
大丈夫です、私も英語は全然できません。
コメント欄にはいつも、Googleに長文を訳してもらってほぼそのまま貼り付けています。
これがベストとは言いませんが、何もできずに普通に宿泊するよりは、内容が満点でなくても、申請を出してみるというアクションが重要です。
あとは英語のビジネスメールを参考に、冒頭に挨拶、文末に読んでくれてありがとう的な内容を入れています。
主張を読んでくれる相手も人間ですからね、無くても通るものは通りますが、コメントを入れるようにしてから高確率で申請が通っています。
担当者側も最低限言いたいことが通じれば考慮してくれます!
おまけ情報、申請が通ったケースと通らなかったケース
日本のホテルの場合は、海外のホテルと違って予約プランがホテル独自で条件が細かく規定されているものがあったりと、結構煩雑だったりします。
他の日本のマリオットグループのホテル予約時でも、1人泊でシングルルームを予約したいのに、そもそもラインナップが無いということも。
なので、コメント欄で「一人利用の場合、他社の予約サイトではシングルルームが予約できるので、フェアではないので考慮してほしい」と申請を入れたところ、受け入れてくれました。
(正確にはシングルルームで予約を入れてくれたという感じでしたが、ステータスによりアップグレードしてもらい、結局シングルルームの料金でツインルームに宿泊できました)
逆に、ザ・プリンスさくらタワー東京に宿泊しようとしたときは、独自の公式サイトの料金としてプリンスグループのスタンダート料金の方がマリオット公式サイトよりも安かったのですが、同じ値段にしてほしいと申請したものの答えはNGでした。
ホテル独自の公式サイトは比較対象にならないそうです。
ホテルステータスの昇格にもかかわっていたので今回は仕方なく予約しましたが、
日本の場合は独自サイトの方が安いこともあるので、チェックしてみるといいですよ。
前日までの準備
交通手段の確保 N’EX編
JALのクアラルンプール行きは、成田発着しかありません。
しかも今回は月曜日そのまま出社するので、そこに間に合うように
最速かつ時間が最もきっちりしている移動手段を確保する必要がありました。
いつもなら大崎駅発着のWILLERのバスを使うのですが…
今回は渋谷発、帰りは品川着ができる成田エクスプレス(N’EX)を利用することに。
時間があまり無いならえきねっとでオンライン予約したほうが良いんでしょうけど、
前日までにN’EX往復きっぷ(普通車)を券売機などで購入しておくと
東京(都区内)⇔成田空港・空港第2ビル 往復料金:大人4,940円(小児2,470円)
になります(14日間有効で期間内に往復が可能)。
本来であれば片道は3190円、往復で合計6380円になるはずです(片道料金表参照)。
差額は1,440円、結構大きいですよね。
N’EX往復きっぷ 購入手順
画面が光ってしまっているので見にくいですが、こんな手順で購入しました。
①指定席券売機を探す。
②「おトクなきっぷ」を選択。
③「おトクなきっぷの購入」を選択。
④「成田空港への往復に N’EX往復きっぷ 14日間有効」を選択。
⑤普通指定席かグリーン車どちらかを選択(今回は普通席)。
⑥出発地と値段を確認し選択(今回は都内から)。
⑦開始日を選択(今回は明日)。当日以外、先の日付も選択可。
⑧利用人数を選択(今回は一人旅)。
⑨座席指定をするかしないか選択。座席指定は当日でも可能なのでしませんでした。
⑩予約内容を確認。
⑪支払に進みます。現金、SUICA、クレジットカード対応。
SPGカードでちゃっかりポイントも貯めます♪
⑫支払いが済んだら発券されます!
これで、完了です!切符は無くさないようにしましょう(笑)。
現地での通信手段の確保(プリペイドSIM)
一人旅かつ英語が満足にできない私の場合は、現地での通信手段の有無が死活問題になってきます…
なので、SIMフリー端末を1台持っています(普段もWifiに繋いでサブ機として活用)。
SIMフリー端末を持っているなら、プリペイドSIMを購入すると、通信料がかなり安くなります。
私が実際に今でも使っているおすすめはタイの通信会社AISのプリペイドSIM、
SIM2Flyのアジア16か国周遊SIMです。
8日間通信無制限で使えるのですが、このアジア16か国の中にマレーシアはもちろんのこと、日本も含まれています。
なので、弾丸旅行する前に日本で動作確認ができるという素晴らしいSIMなのです!
これで1500円以下、送料無料。
プリペイドSIMって、一回旅行に行ったら使い切りというイメージが強いのですが、
有効期限内であれば、プリペイドSIMにチャージ(TOP UPと言います)をして、
別のプランを付けて使うことが可能です。
少額をTOP UPして、有効期限をどんどん延ばすことも可能。
最低金額は5バーツ(日本円で約10円)からなので、。
(期限が切れたらTOP UPの意味がなくなるのでくれぐれも注意!)
例えば、今回はアジア周遊用のSIMを購入しましたが、有効期限が切れないように
TOP UPをし、次のヨーロッパに行くときにヨーロッパ周遊プランを購入し使用することが可能ということ。
頻繁に海外に行く私のような国際線派修行僧は必需品になります(笑)。
更に、他の通信プランも日本のキャリアや格安MVNOよりもはるかに安いので、TOP UPを続けて有効期限を延ばして使っています。
特に普段のキャリア通信で使いすぎて上限に行ってしまったときは、キャリアのパケット追加よりも安い、SIMフリー端末のプランで通信するようにしています(電波はソフトバンクのものを拾います)。
アジアプランはキャンペーンで8日間4GBまで無制限、299バーツ(約1,025円)です。
もしくはWifiルーターを借りる
もちろんSIMフリー端末を持っていない場合は、Wifiルーターを借りることをお勧めします。
中でも私が今一番気になっているのは、世界ルーターが借りられるjetfiです。
ここで借りられるルーターはプランがアジア29か国のものかグローバルで100か国使えるか(マレーシアであれば3つ目のAeroBile使い放題プランも)シンプルな選び方です。
SIMと同じく日本でも動作確認が可能、国内での通信はお金がかからないとのこと。
トランジットなどで他国で使うときも追加料金がかからず、通信先も自動で電波キャッチしますし、他社にありがちな4G有料というのも、こちらであれば無料でサクサクなネット環境を利用することが可能です。
お試しで見積もってみたら、キャンペーン中でビビるくらい安かったです!
ぜひ使ってみてください。
続きは…
本編ができてきたので、よろしければ実際の旅行がどんな感じだったのかご覧いただければ幸いです!
↓1日目前半編↓
↓1日目後半編↓
↓2日目前半編↓
↓2日目後半編↓
↓3日目編↓