身軽すぎて税関に止められる!?10年の出張と修行で辿り着いた、私の「失敗しない旅服」3点セット

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大変ご無沙汰しております、旅嬢Saoriです。

前回の更新から少し時間が空いてしまいましたが、その間も相変わらず国内を中心に激しく動き回る日々を過ごしていました。

最近の私の活動は、実はWeb3の世界に大きく軸足を移しています。 (2025年の凄まじい移動距離については、こちらのポストを見ていただければ想像がつくかもしれません……笑)

https://x.com/i/status/2005851434957562027

Web3にまつわるディープな話や、その界隈での活動についてはXの日頃の投稿でもご覧いただければなと思いますが、今回はまず、これだけの頻度で移動を繰り返す中で磨かれた「旅の装備」についてお話ししたいと思います。

仕事柄、新規事業のアライアンス(提携)を担当していることもあり、月に一度程度ですが宿泊を伴う出張や、Web3関連の遠征が続いています。これだけ頻繁に移動していると、荷物はできるだけ少なくしたいと思うもの。

これは別に今に始まったことでもなく、修行僧の頃もあまりの身軽さに、税関で「えっ、お荷物これだけですか?」と二度見され、詳しく事情を聞かれることもしばしばでした(懐かしい…)。

クローゼットの前で悩み抜く「出張前夜」のリアル

ただ、そんな私もスマートに準備ができているわけではありません。

出張前夜。 本当は早く寝て翌日に備えたいのに、気づけばクローゼットの前で「出張で何着よう……」と1時間以上悩んでしまうのが常です。

「初対面の相手に信頼されたい」
「でも荷物は重くしたくない」
「長距離移動は楽がいいけれど、打ち合わせで失礼な格好もできない」

10年前もそうでしたが、あの頃宿泊を伴う出張が増え始めた頃の私は、この悩みのループから抜け出せず、不安を埋めるように予備の服をパンパンに詰め込んでいまして、スーツケースをよく使っていました。

しかし、JAL・ANAのステータス修行(JGC/SFC)や業務出張を経て、ようやく「これさえあれば間違いない」という私なりの正解が、3つのセットに絞られてきました。

ズボラで悩み性な私が、試行錯誤の末にたどり着いた「旅の三種の神器」をご紹介します。


1. インナーに合わせて選ぶ「2色のニットジャケット」

まず欠かせないのが、カーディガン以上、ジャケット未満の「ニットジャケット」です。

お気に入りのDoCLASSEのニットジャケット

私はサマーニットとウィンターニット両方の素材で揃えていますが、ポイントは明るい色」と「暗い色」の2択に絞ること。

  • 明るい色: ライトグレー、くすみピンクなど
  • 暗い色: ネイビー、ブラック、ダークグリーンなど

その日のインナーの色に合わせて、どちらを羽織るか決めるだけ。ニット素材はシワを気にせずカバンに放り込めるのに、サッと羽織れば一瞬で「仕事モード」の顔を作ってくれます。明るい色と暗い色の両方があれば、連泊でも印象をガラリと変えられるのが強みです。

2. 「迷う時間」をゼロにする、二重仕立てのカットソー

鏡の前で「下着が透けてないかな?」「安っぽく見えないかな?」とチェックする時間は、旅先では一番の無駄。そんな不安をすべて解消してくれるのが、フロントが二重仕立てになったハイゲージ・カットソーです。

ニットジャケットもそうなんですが、私はDoCLASSE(ドゥクラッセ)のものを長年愛用していますが、Tシャツのような楽な着心地でありながら、ブラウスのような光沢感があり、1枚で着ても品格を保てるのが魅力。

ジャケットを脱いでも「手抜き」に見えない安心感は、アライアンスの現場のような、初対面の方と会う機会が多い旅では何物にも代えられません。

3. 移動はパジャマ、見た目はスーツ。「タック付きダンボールパンツ」

ボトムスに求めるのは、新幹線や飛行機でぐっすり眠れる「楽さ」と、そのまま打ち合わせに行ける「端正さ」の両立です。そこで私がたどり着いたのが、タック入りのダンボールニット素材のパンツ

これはユニクロのUNLQLO:Cシリーズのもの

スウェットののような生地感でありながら、ハリ感のある生地とセンタープレスのおかげで、パッと見は完全にきれいめのストレートパンツです。夏は少し暑いですが、それ以外の季節で使っています。更に組み合わせで落ち着いた単色や柄のあるロングスカートで華やかにするのもアリですね。

夏はユニクロのエアリズムのようなさらっとした生地のものを使っています。
ワイドパンツやジョガーパンツなんかもおすすめ。

ブラックやネイビーを基本にすれば、どんなジャケットとも相性が良く、着回しに悩む時間を物理的に削ぎ落としてくれます。


「会う人が違うなら、毎日同じ服でもいい」という解放

10年間の旅路で、私を一番楽にしてくれたのは、テクニックよりも「マインドセット」の変化かもしれません。

かつての私は、2泊3日の旅なら「3パターンの違うコーディネート」を見せなければいけないという強迫観念を持っていました。でも、出張も修行も、**「昨日会った人と、今日会う人は違う」**ことがほとんどです。

一番自分が自信を持てる「正解のセットがあるなら、それを毎日着回したっていい。

そのことに気づいてから、私の荷物は劇的に減りました。今では0泊の移動や弾丸出張もザラになり、海外から帰国したときに税関の職員さんに不思議そうな顔をされることもありますが、それこそが「旅慣れた証」だと思って密かに誇らしく感じています。

荷物を削ることは、旅の質を下げることではありません。むしろ、重いバッグから解放されることで、多忙なスケジュールの合間にふらりと素敵な路地裏へ迷い込んだり、空港のラウンジで優雅にコーヒーを飲んだりする「余裕」が生まれます。

皆さんも、クローゼットの前で悩み抜いたその先に、自分だけの「身軽で優雅なセット」を見つけてみませんか。

旅嬢Saori
【自己紹介】 あんまり英語ができないのにもかかわらず、気が付けばマイナーな国も含め40回以上海外に行っております、ごく普通のOLです… 近年は暇さえあれば、国内外を旅しております。 最近はマイルを貯めて航空券に交換したり、公式サイトのセールを狙ってみたり、個人手配にも挑戦したり。 英語のできる友人と旅行することが多いですが、一人旅もしています。 現地では英語ができない分、入念な下調べとIT技術で何とか乗り切っていますので、何かお役に立てれば幸いです。
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